この記事は マネーフォワード関西拠点 Advent Calendar 2021 - Adventar の9日目の記事です。株式会社マネーフォワード の 関西拠点 に所属するメンバーのテーマ自由なアドベントカレンダーです。
この記事では私が現在働いているマネーフォワード関西拠点で開発をしているマネーフォワード クラウド会計PlusのフロントエンドにReactを導入していくためにこの半年ほど取り組んできたことを書いて行きます
2021年の5月にマネーフォワードに転職してきて、関西拠点でマネーフォワード クラウド会計Plusというプロダクトの開発をやっています上石です
前職ではインターネット広告配信プラットフォームを作っている会社で新規プロダクトの開発をしていて、webアプリのフロントエンド、バックエンド、ビッグデータ処理基盤の開発とかいろいろやっていました
マネーフォワード クラウド会計Plus - 上場・IPO準備会計ソフト
マネーフォワード クラウド会計PlusはRuby on Railsで実装されているいわゆるmonolithicなアプリケーションでUXや開発体験に課題を抱えていて、バックエンドのマイクロサービスへの切り出しや、フロントエンドのReactの導入によるモダン化をやっているところです
私は前職でReactやっていて、それなりの規模のレガシーなコードのリプレイスもやりましたが、Ruby on Railsは初めてでレガシーなコードの漸進的なリプレイスというのも初めての取り組みなので日々難しいなと感じるところが多いです
私が入社した時点でクラウド会計PlusではReactの導入に本格的に着手したところという状況でした
過去にReactのプロジェクトに関わったことのあるメンバーが少ないことに加え、Ruby on RailsのViewを少しずつReactに置き換えていくという若干難易度の高いことをやっていました
RailsのフロントからReactへの置き換えの大枠の方針はしっかりと考えられていたので、その方針は今でも引き継いでいますが、一方でこれは問題あるな、変えた方がいいなということも結構多かったです
入社してプロジェクトのキャッチアップをしつつ問題に感じたことを並べると以下のようになります